舞茸の炊き込みご飯の人気レシピ5選!アレンジ方法や炊くコツなど

舞茸は独特の風味があるキノコですが、炊き込みご飯にするとさらに美味しくなるとも言われています。なかには「舞茸の炊き込みご飯って、作るのが大変そう。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は炊飯器で簡単にできます。今回は、舞茸の炊き込みご飯のレシピのなかでも簡単に作れるものを5選してご紹介しています。ぜひ舞茸で美味しい炊き込みご飯を作って、慣れてきたらアレンジなども楽しんでみてください。
舞茸の炊き込みご飯の人気レシピ5選
舞茸は独特の香りと風味がありますが、炊き込みご飯にすると、それが際立ち、一番美味しくなる食べ方と言っても良いかもしれません。そんな炊き込みご飯には、いくつもレシピがありますが、その中でも人気のレシピを5選してご紹介します。
レシピ①:舞茸の炊き込みご飯

舞茸と油揚げ、にんじんを使った簡単な炊き込みご飯は、シンプルながらも美味しいと人気のレシピです。炊飯器で炊けるのでお手軽さも魅力となっています。
【材料】
舞茸…1パック
油揚げ…1枚
にんじん…1本
米…3合
しょうゆ…大さじ3
料理酒…大さじ2
ほんだし…小さじ1
【作り方】
1:米は先にといでうるかしておき、その間に舞茸、にんじん、油揚げを食べやすい大きさに切ります。
2:米3号の分量よりやや少な目に水を炊飯器に入れ、さらに醤油、料理酒、ほんだしを入れ、軽く混ぜてなじませましょう。
3:さらに上に、切っておいた具材を乗せ、炊飯器の炊飯ボタンを押せば、後は炊きあがるのを待つだけです。
【ワンポイント】
米の分量によって、水や調味料の量を調節してみてください。もし油揚げがない時は、オリーブオイルでも代用可能です。
レシピ②:簡単で絶品☆舞茸の炊き込みご飯

シンプルに舞茸と調味料のみで作る炊き込みご飯も絶品と言われています。こちらも炊飯器でOKなので、ぜひ作ってみてください。
【材料:4人分】
米…2合分
舞茸…1パック
★醤油…大さじ1
★酒…大さじ1
★みりん…大さじ1
★白だし…小さじ1
★塩…小さじ1/2
★和風だしの素…小さじ1/2
【作り方】
1:米をよく研いだら、炊飯器にセットし、米と★印の調味料を入れてかき混ぜましょう。
2:舞茸を手で小房に分けて、炊飯器に入れます。
3:炊飯器のスイッチを押せば、炊きあがりです。
【ワンポイント】
舞茸しか具材がないので、他の食材の水分を気にする必要がありません。調味料だけ入れて、後は炊飯器で普通に炊くだけとかなりお手軽です。
レシピ③:激うま!舞茸の炊き込みご飯

こちらの炊き込みご飯も、舞茸と人参、油揚げで作りますが、炊飯器が大活躍です。少しコツがいりますが、それだけ守れば激うまの炊き込みご飯が作れます。
【材料:2人分】
米…2合
舞茸…1パック
油揚げ…1枚
にんじん…1/3本くらい
★酒…大さじ1
★みりん…大さじ1
★醤油…大さじ1
★ほんだし…小さじ1
★塩…小さじ1/2
【作り方】
1:米を良くとぎ、20分ほど放置します。
2:にんじんは小さめの細切りに、油揚げは長さ5mmほどに、舞茸は手で小房に分けましょう。
3:1に★の調味料を全て入れ、軽くかき混ぜてから、具材を加えます。
4:炊飯器で炊き、炊けたら、軽く蒸らして完成です。
【ワンポイント】
炊飯器に早炊き機能があっても、炊き込みご飯は普通の炊飯で炊くのがポイントです。とくにコツはありませんので、誰でも手軽に舞茸の炊き込みご飯が作れます。
レシピ④:ツナと舞茸の炊き込みごはん

舞茸にご家庭でも常備している方の多いツナをプラスした炊き込みご飯です。ネギやゴマなどで簡単にアレンジ可能なので、ぜひ作ってみてください。
【材料:4人分】
米…2合
ツナ缶…70g
舞茸…100g(1袋)
水…適量
細ねぎ(刻み)…適量
ごま油…少々
☆調味料
みりん…大さじ1
酒…大さじ1
塩…少々
しょうゆ…大さじ2
【作り方】
1:舞茸は手で割いて、小房に分けましょう。
2:炊飯器の内窯に、研いだ米と☆印の調味料、水を2合の目盛りまで入れてから混ぜあわせて、平らにならします。
3:ツナ、舞茸、ごま油を加え、炊飯器で普通に炊けば完成です。
【ワンポイント】
ツナ缶は、水分を含んでいるので、油も一緒に切っておくようにしてください。ネギやごまなどはなくても構わないので、基本的にはツナと舞茸があれば簡単に作れます。
レシピ⑤:コクうま♪きのこと鶏の炊き込みご飯

COOKPADのつくれぽ!数が1,148件もある人気の炊き込みご飯レシピです。冷めても美味しい炊き込みご飯なので、ぜひ残った分はおにぎりにするなどして楽しんでみてください。
【材料:米3号分】
米…3合
しめじ…1袋
舞茸…1袋
鶏もも肉…小1枚
人参…3cmほど
●水…600cc
●だしの素…小1杯
●みりん…大2
●酒・醤油…大3ずつ
ごま油…小1
サラダ油…小1
【作り方】
1:米はといでざるにあげ、しめじと舞茸はそのまま手で小房に分けます。
2:鶏もも肉は小さめにカットし、みりんと醤油に漬け込んでおきましょう。
3:鍋にごま油とサラダ油を熱して、鶏肉、しめじ、舞茸、にんじんを加えて炒め合わせます。
4:きのこがしんなりしたら、●の調味料などをすべて加えましょう。
5:炊飯器に米をセットし、鍋のだし汁を先に入れてから、水加減をし、具材をすべて炊飯器に入れて炊きます。
6:炊き立てをいただいて完成です。
【ワンポイント】
きのこ類は水分が多いので、先に鍋で炒めておくと全体がべちゃッとしないですみます。炊飯器にセットするだけで簡単に作れるのもつくれぽが多い理由の一つかもしれません。
舞茸の炊き込みご飯のアレンジ術

舞茸の炊き込みご飯と言えば、醤油や和風の食材(油揚げやだし汁など)がメインですが、ちょっと手を加えるだけで、洋風や中華風にアレンジが可能なので、アレンジ術も見ていきましょう。
洋風にアレンジ
舞茸の炊き込みご飯を洋風にアレンジするなら、ツナやベーコンなどを食材に加え、さらにコーンやグリーンピースも加えて、出汁ではなくコンソメで味付けしてみましょう。また、炊いた米を炒めるだけで、ピラフにもアレンジ可能です。
中華風にアレンジ
舞茸の炊き込みご飯を中華風にアレンジするなら、鶏肉をプラスして、出汁ではなく、オイスターソースやウェイパーなどの中華調味料を使ってみましょう。また、通常はうるち米を使うところを、もち米に変えればおこわ風アレンジになります。
舞茸を炊き込みご飯に使う理由

きのこは数多くありますが、その中でも舞茸を炊き込みご飯に使う理由は、第一に特有の旨みや香りが出汁の代わりとなってくれるからです。他にも、舞茸を使う理由はいくつかあるのでご紹介します。
理由①:扱いやすい食材だから
舞茸を炊き込みご飯に使うと、普通の食材は下ごしらえが大変ですが、舞茸は手で割くだけと手軽です。そのため、炊き込みご飯の具材として扱いやすいのも選ばれる理由の一つです。また、ほぼオールシーズン手に入るので、そこも扱いやすい食材と言えます。
理由②:栄養を残さず取れる
舞茸には、ビタミンDなど数多くの栄養素が含まれますが、その栄養素の中には水溶性のタイプもあります。そこで炊き込みご飯にすれば、水溶性のビタミンも同時に摂取でき、つまり舞茸の栄養を残さず摂れるのも選ばれる理由です。また、舞茸の成分はほぼ水分なので、食べすぎを防げるなど、ダイエットをしたい方にも嬉しい食材です。
理由③:簡単にアレンジできる
舞茸の炊き込みご飯は、舞茸だけでも美味しく作れますが、他の具材との相性が良いので、いろいろな具材でアレンジも可能です。もしアレンジするなら、上記で説明したような洋風アレンジや中華風アレンジの他、野菜でも肉でも何にでも相性が良いのも舞茸の魅力です。
舞茸の炊き込みご飯を美味しくするには?

舞茸の炊き込みご飯は、他の炊き込みご飯と同じように、米と水、調味料、具材を炊飯器にセットして炊くだけで作れます。ただ、舞茸はきのこの一種なので、水分が多いなどの理由から、美味しくするためにはコツがあります。舞茸ご飯をさらに美味しくするためにも、以下の点に注意してみてください。
舞茸を洗わないこと
舞茸は洗うと栄養分が流れ出てしまうので、基本的には水洗いしないことが大切です。もし汚れが気になった場合は、湿らせたタオルで拭き取るなどして、水洗いしないように注意してください。また、舞茸は包丁を使う必要がなく、手で割けるのも魅力の一つです。
水と調味料と米は先に混ぜておくこと
炊飯器で炊き込みご飯を作る場合、水と調味料、米は先に混ぜておくのがポイントです。もし土鍋を利用するのなら、先に調味料分水分を取り除いておけば、ちょうどいい水加減で炊けて、舞茸の炊き込みご飯もぐっと美味しくなります。
具材を加えてからは混ぜないこと
具材にもよりますが、上に具材を乗せた後かき混ぜてしまうと、うまくご飯が炊けません。なぜなら、具材を混ぜてしまうと、汁と具の間に隙間ができて、炊きムラができてしまうからです。もし複数の具材を同時に炊くのなら、火が通りにくいものが下になるように重ねましょう。
炊けたらしっかりと蒸らすこと
炊き込みご飯は、炊けた後しっかりと蒸らすのが鉄則です。軽くかき混ぜた後、数分蒸らすことで、舞茸の味がご飯にもしっかりと染みわたり、さらに美味しい炊き込みご飯になります。
炊き込みご飯に使う舞茸なら「広島・入野きのこセンター」

炊き込みご飯に舞茸を使うなら、美味しい舞茸を選べば、さらに美味しいご飯ができます。もし美味しい舞茸を探しているなら「広島・入野きのこセンター」の舞茸がおすすめ。理由は、香りが強くて美味しいことに加えて、人工栽培もやっているので年中食べられるからです。
もちろん、天然物も扱っているので、秋や冬などの旬の時期には天然を選ぶのもおすすめです。舞茸は、免疫力の改善やがんの抑制効果もあると言われているので、ぜひ、舞茸を炊き込みご飯の具に使ってみてください。
まとめ
舞茸の炊き込みご飯は、旬の味を感じられる素敵なご飯ですが、相性が良い具材も多く、栄養価の面でも評価されています。レシピは数多くありますが、ほとんどのレシピで炊飯器で炊くだけとなっているので、手軽に炊き込みご飯が作れるのも舞茸が愛されている理由です。ぜひ、旬の美味しい舞茸を使って、洋風や中華風などのアレンジを試したり、シンプルな和風にしてみたりなど、その時の気分に合わせてレシピも試してみてください。